自分の本命は何か

2023/05/12

今日は母校である國學院大學の博物館の

春の企画展
「土御門家がみた宇宙
 ー江戸時代の天文観測ー」
をみにいきました


占い師としてお仕事をしている中で
占星術についても学んでいる為
「日本の伝統の天文学は見ねばε=┌(;・ω・)┘」
と思って行きました


占星術を学んでいるとは言え
西洋占星術が中心に
東洋占星術の一部をかじっている
という状態なので


「星宿〜」「太微〜」など
知らない呼び方に
「まだまだ違う分野の勉強が必要だ」
と思いました


そして
企画展のパンフレットを購入する際に
國學院大學博物館の館長で
私が在学中のゼミの担当だった
笹生衛さんの新刊
『まつりと神々の古代』がある事も知り
併せて入手しました!


他の書店で購入するよりも
母校の博物館で買った方が
母校にも先生にも恩返しできる気がしますね


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私が所属していたゼミは
「宗教考古学」が専門でした


けれど
元々私が好きだったのは『神話』です

小学生の頃など
三角縁神獣鏡が好きだったくらい


先生が
「モノが関係しているならいいよ」
とおっしゃってくださったので
このゼミにいました


私は占い師をしていますが
それも

西洋占星術はギリシア神話
ルーン文字は北欧神話
タロットカードは様々な物語
という延長線上にあるから
できている事です


だから
「占い師だから占い好き」と言うのは
私の中で疑問があります


「今日の運勢」関連の占いを
気にした事は一切ありませんし

他人に占ってもらう為に
お金を払ったことも無いです


アニメの占いができるキャラクターの
世界観に憧れて
「占いをやっている」という
モチーフに手を出したようなもの


私にとって
「占い師である」
「宗教考古学のゼミ出身」
というのはあくまで派生で


本来、好きでやっていたのは
「神話を読み、想像すること」
それができる小説や絵が好きです


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自分やってきたことだからといって
それが本命では無いこともあります


本当に好きなモノは
少しズレたところにあって
もしかしたら
別の派生の仕方もあるかもしれない


そう自分を見直してみるのも大切なのだな
と感じました